MacOSのQuick LookをTerminal上から実行するコマンドqlmanageについて書いてみた

MacOSのQuick LookをTerminal上から実行するコマンドqlmanageについて書いてみた

Finder上からメディアを軽く開く場合につかっていたQuick LookがTerminal用コマンドとしても存在したことを知ったので書いてみました。毎回Finder開いてたのは正直手間だった。
Clock Icon2023.03.06

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普段触る切っ掛けがないメディア形式として、個人的には.svgがあります。各SaaSでメディアキットとしての配布用ロゴで用いられている事も多いでそう。社内で説明用のプレゼン等に用いたりします。

このsvg形式を他の形式、例えば透過png等に変換して用いようとした場合に変換方法がよく分かっていませんでした。応急措置として、Mac上ではプレビューで開いたあとにShift + Command + 4にて矩形スクリーンショットとしていましたが正直スマートではありません。

今更ながら変換方法を検索してみたところ2007年頃から便利なコマンドが既に存在していたことを知りました。備忘録として敢えて書いてみることにします。

qlmanageによる変換

qlmanageはQuick Lookのコマンドです。使い方としては、例えば以下の通り。

qlmanage -t -s 1000 -o . logo.svg

これはsvgファイルを元にサムネイルを縦1000px横1000px指定で出力する構成です。変更指定すべきサイズが分かっているのであればプレビューを開くより早いかもしれません。

qlmanageでのプレビュー

Finderから開く場合はプレビュー経由になりやすいかもしれません。このコマンドのメリットはTerminal上から手軽に画像やテキストを開けるところです。

qlmanage -p logo.svg

開ける拡張子としては例えば以下の通り。

  • .md (markdown)
  • .png
  • .pdf
  • .key (KeyNote)

Apple純正というだけあって、Apple製品によるファイルを開く手段としては十分です。

あとがき

2007年に発表された機能を今更丁寧に振り返るという状況になりましたが、毎回Finder上で右クリックから選択する必要はなかったかもしれない、という発見がありました。

同じように毎回メニューから選択していた人の参考になれば幸いです。

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